高千穂の夜神楽

 

《高千穂峡の写真》

 

宮崎県高千穂に行ってきました。
ここは神話の里と呼ばれ、日本書紀や古事記に
登場する神々の伝説が今もなお受け継がれる町。
歴史ある神社やパワースポットが数多くあります。

太古の昔、阿蘇噴火による火砕流が冷え固まり、
浸食された断崖の峡谷、高千穂峡は美しく神秘的で、
とりわけ名瀑「真名井の滝」は有名ですね。

日中は神々を祀る神社を巡り、
夜には高千穂神社境内にある神楽殿で、
毎晩開催される夜神楽を鑑賞しました。

《神楽の写真 白いお面》

 

本来、夜神楽は毎年11月中旬から翌年2月上旬にかけて
各集落で夜を徹して三十三番の神楽を奉納する神事です。
神楽の歴史は古く、平安時代末期から伝承され、
現代にまで受け継がれているそうです。
高千穂の夜神楽では、代表的な4つの舞
「天岩戸に隠れてしまった天照大神(アマテラスオオミカミ)を
天鈿女命(アメノウズメノミコト)が舞を踊り、
手力雄命(タヂカラオノミコト)が岩戸を開け、
世に光が戻ったという話」が披露されており、
伝統文化を堪能しました。

《神楽の写真 女性/赤いお面》

 

神々の息吹を身近に感じる町、高千穂。
天岩戸、天安河原、くしふるの峰、国見ケ丘など、
神話の舞台と伝えられる場所が多く、
紹介したいスポットがたくさんあります。
ぜひ一度訪れてみてください。

《国見ケ丘石像の写真》