2024年-辰年

辰年というと、龍。
十二支の中で唯一架空の動物ですが、
私の世代で真っ先に思い浮かぶのは、
「まんが日本昔ばなし」のオープニングでしょうか(笑)。
こどもの頃、あのスローなメロディと
なんだかとても癒される歌声、
童を背に乗せ、ゆったりと飛ぶ姿に憧れを抱きました。

 

東洋の「龍」は神聖な存在として崇められることが多いですが、
西洋では「ドラゴン」として悪役になってしまうことが多く、
翼があったりして姿も少し違ってきますね。
龍好きな私としては、邪悪な存在になるのは悲しいです。

 

龍は社寺の手水舎、建造物でよく見かけます。
水の神様でもあり、祀られている神社も多く、
私は龍神様の神社を巡るのが趣味の一つでもあります。

辰年の年賀状の中に、
たまに「タツノオトシゴ」のイラストを目にする時があります。
姿が龍に似ていることから、「龍の落とし子」と呼ばれたそうですが、
それは日本だけ。
海外では、顔が馬に似ていて背中がタテガミっぽいことから、
「海の馬(Seahorse)」と呼ばれているそうです。
お隣の中国でも「海馬」。
海馬と聞いて思い出すのは、
脳の中にある記憶をつかさどる場所=海馬。
タツノオトシゴに形が似ているから名づけられたそうですよ。

そのタツノオトシゴ、よく知らない生き物ですよね。
れっきとした魚の仲間。
なんとオスが出産、子育てするそうです。
オスが妊娠するのは地球上で唯一なのだとか。
繁殖期にはお互いに求愛ダンス。
つがいになると一生を共にすると言われており、
さらに一回の出産で1000匹以上もの子供を生むことから、
「夫婦円満」「子宝」の縁起物と呼ばれているそうです。

個人的には、初めに書いた幼少時代のTVアニメの印象が強く、
「龍」推しな私です(笑)。

 

空高く昇っていく龍のように、
運気上昇の一年になりますように。。。