あいまいな記憶
いきなり恐ろしい形相の写真ですが、 度々登場の毘沙門天 ではございません(笑)。 今回は不動明王。 福岡県篠栗にあるお寺、 南蔵院にあります。 友人を案内すべく、数十年ぶりに 行ってきました。 周辺に点在するお堂や仏像などを 巡る順路が以前より ずいぶん整備されており、 廻りやすくなっていました。 今回初めてこの不動明王像を知り、 拝む事が出来ました。 南蔵院といえば、 大きな釈迦涅槃像が有名です。 全長41m高さ11m、 ブロンズ製では世界一だそうです。
山の中に大きなお釈迦様が 穏やかな顔で横たわっています。 それにしても圧巻の大きさ! 仏足にも触らせていただきました。![]()
この涅槃像を見て思い浮かぶのが、 タイのワット・ポー。 こちらは屋内ですが、 同じように横たわっていて、 きらびやかな黄金色です。 若かりし頃に見に行った事があります。![]()
南蔵院のお釈迦様は、 ワット・ポーの涅槃像の 数倍も大きいんだよと いかに巨大かを説明し、 友人も大きさに感動し納得。 あとで調べてみると、 なんとワット・ポーの方が大きかった💧 全長46m、高さ15m。 屋内屋外の差?それとも遠近感? 2~3倍の違いがあると思い込んでいた私。 ちなみにその友人もワット・ポーの 涅槃像を見たことがあります(笑)。 人間の記憶というものは、 あいまいでいい加減なものだと 思い知らされた出来事でした。