長引くコロナ禍、外出自粛により、自宅で使うモノの売れ行きが好調のようですね。
何を隠そうこの私、一応某有名調理師学校を卒業しておりまして、実経験のない調理師(笑)でございます。
この度以前から欲しいと思っていた低温調理器を購入しました!
電気鍋や炊飯器のような形と思いきや、今はこんな形態なんですね、コンパクトでとてもありがたいです。

 

いかにも海外の家電という感じですが、果たして理想のごちそうが作れるのか?
まずは失敗覚悟でコスト抑えめのチキンから…試しに作ってみました。
ここで不安なのが食中毒。
低温が故に中まで火が通らず半生状態だと、カンピロバクターやO-157など、
食中毒を引き起こす菌が死滅せず残ってしまいます。
調べた結果、「鶏肉は55℃よりも低い温度はいけない」そうで、
肉の大きさと中心まで火が通る時間を考えて、63℃で120分間に決定。
鶏むね肉には以前ご紹介した魅惑の調味料「マキシマム」をまぶして下味完了。
寸胴鍋に水を入れて、温度と時間を設定後、加熱スタートです。

 

設定温度のお湯が鍋の中を循環して、食材をゆっくり調理していきます。
低温調理器の良い所は、火を使わないので、そのまま放置出来るんです。
時間はかかりますが、その分うまみを残して柔らかくジューシーに仕上げてくれます。
出来上がりがこちら。

 

今回は仕上げに軽くソテーして表面に焼き色を付けてます。
中はしっとりジューシー、胸肉あるあるのパサつきは無し。
マキシマムの下味だけで味は十分美味、ソースは不要でした。
後日、スタッフのためにと今井院長が資金提供して下さり、
和牛のローストビーフを調理。

 

理想のロゼ色に仕上がり、スタッフみんな大好評。
超豪華ランチの一日でした。