ゆびのばソックス開発者でみらいクリニック院長の今井一彰先生にお話を伺う第二弾。

今回は「ソックスをはいているのに変化が無い、矯正の効果を感じられない」という質問に答えていただきます。

成長痛、膝痛でスポーツをしてるお子さんが悩むことがあるオスグッド病を例に解説していただきました。

ゆびのばソックスだけじゃだめなの?

ころばん:よくいらっしゃる方で質問されるんですけれども、もう靴下ははいている、ゆびのばソックスをはいているんだけれども、なかなか腰だったり膝だったりとかその方によって痛みの箇所違うんですけれども痛みが取れないんですっておっしゃる方もいらっしゃるんですけれどもそれはどの様なアドバイスをしたら良いでしょうか。

今井一彰先生:それは実際に対面して悩みを話されるわけ?

ころばん:そうですね。対面の場合もありますけれどもお電話でかかってくる場合が多いですね。お会いしたことがない方。お電話で、ゆびのばソックスでしっかり矯正されてるはずなのになかなか症状が取れないという方。

今井:対面だとね、そのときの方のことがよくわかると思うんですけど、なかなか電話だと難しい時はありますね。例えばこういう病気があるんです。オスグッド病、この子高校生なんですけど、若い子の膝が発育の問題で痛い、運動してる子に多いんですね、このオスグッド病、膝の周りの痛みが出るんですけど、この膝の周りの痛みによって、今やっている運動をやめざるを得ないなんていう可哀想なこともあるわけですね。

オスグッド病と診断されたお子さんの履いていたお下がりの靴

今井:この子の指がちょっとかがんでいるんです。ソックスをはく、ゆびのば体操する、ソックスをはいたから全部オッケーというわけではなくて、やはりゆびのばソックス履いた上にきついストッキング履いたら、また指曲がっちゃいますよね。同じ様にゆびのばソックスでせっかく伸びた指が、靴が間違うことによって曲がっちゃうということがあります。この子はいてた靴こうなんです。紐ゆるゆるなんですね。特にこちら側の痛みがあるんですけどこのべろといいますけれど、こういう風に倒れてる、しかもなんとこの靴お下がりなんです。

靴のお下がりはキケン。体を壊します。

ころばん:お下がりはダメなんですか

今井:お下がりは絶対ダメ。まずはいてた人の足のくせがついてるのでそれに無理に合わせようとするから結構症状がひどくなっちゃったりするんですよね、お下がりは危険ですね。ですからこの子の場合もまず靴紐きちんと閉めることだったりお下がりを止めてやはり自分の足に合うような靴を選択することでこの痛みが改善していったわけです。

今井:なのでゆびのばソックスを履いて指が伸びてるから大丈夫ではなくて指が伸びてそして靴が悪ければ、そのせっかく伸びた指がまた駄目になっちゃうこともあります

今井:もちろん今までこれだけ曲がっていた足指が、ゆびのばソックスで伸びるとします、足の長さはどうなります?くなります?短くなります?

ころばん:長くなります。

今井:長くなる。となると今まではいていた靴のサイズは大きくなっちゃうか、小ちゃくなっちゃうか?

ころばん:大きくしないとだめですよね。

今井:その通り、なのでゆびのばソックスをはいて指が伸びる、でここから靴のサイズが今までと同じだったとしたらまた曲がっちゃう、これが痛みの原因になっちゃうから、ゆびのばソックスで指が伸びたら、靴のサイズも考えた方が良いかなと思います。ですからゆびのばソックスで足指が伸びて、それでも痛みがちょっとという場合は、足元、一番の足元である靴のことを考えたほうがいいかなと思います。

ありがとうございます。

 

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